干支は昔の中国の「十干(じっかん)」と「十二支」を組み合わせたものです。

十干は木の幹が語源で、五行を陽と陰で表します。十干は3番目の「丙（ひのえ）」の年です。

十二支は幹の枝を表しています。神様のいる場所にきた順番といわれている十二支は７番目の「午（うま）」です。

十干と十二支を合わせると、６０年に一度訪れる「丙午（ひのえうま）」になり、これが2026年の干支になります。

十干や十二支の文字は、ともに植物の成長段階を表しています。

「丙」は陽の火を司る文字で、太陽のような明るさ、情熱、決断力を象徴し、生命の力強い成長段階を表します。

「午」は十二支では馬を表し、これもまた陽の「火」に属し、行動力やスピード、エネルギーを意味します。

この二つを組み合わせた「丙午」には「燃え盛るような情熱と行動力で道を切り開きながら突き進む」といった縁起のよさがあらわされます。

2026年は大地を蹴って走り出す馬のように、自分の目標や夢が一気に動き出す年になるでしょう。

                                                                                                     　当主謹白